多重債務者の特徴って?

多重債務者とは複数の金融機関や貸金業者から借入が有る人を指しますが、一般的には本人の支払能力を越えて借入している債務者を指します。

例え10社の金融業者から5,000万円の借入が有っても、年収が2億円有る人は多重債務者とは言えません。

2008年の金融庁のデータによりますと、無担保無保証の借入残高が有る人は全国に約1,126万人います。その内、延滞情報の登録が有る人は約199万人、また多重債務者は約117万人と成っています。このデータによりますと、約82万人が既に延滞しており多重債務者予備軍と言えますが、実際の数字は金融庁が把握している数字を遥かに上回ると思われます。

金融庁が把握している金融業者は、金融機関と信販会社、消費者金融会社で、一般的に町金業者と言われる一般貸金業者は把握していません。

従いまして、より高金利で劣悪な条件で融資を受けている人やヤミ金業者から借入している自営業者などの数は 含まれていません。多重債務者のイメージはお金にルーズで生活に計画性が無い人を想像しますが、現実の多重債務者の特徴は仕事が有ってある程度の収入が有り、妻帯者で生真面目な性格の人が多いと言われています。

つまり、前の借入をきちんと返済中でなければ次の借入は出来ませんから、延滞を繰り返す様な人は新たな借入は出来ません。

苦しくてもキチンと返済を継続する人が多重債務に陥り易いのです。また、妻帯者であることと職場で主任や課長などのある程度の地位に付いている人が、多重債務に陥り易いのも特徴です。自分の立場上、妻や回りの人間に借金が有ることを秘密にしてしまうからです。

また最近は、若いビジネスマンや学生がクレジットカードでショッピングや飲食のし過ぎで多重債務に陥る例も増えています。